さまざまなつながりのある暮らしを紹介する「ユルレポ」
海外編です。
ユルツナクルーが海外で訪問したシェアハウス、コーポラティブハウス、コレクティブハウス、エコビレッジなどを”暮らす人”視点でお伝えします。
連載レポート『デンマーク「多世代共生コミュニティの旅」』
デンマークで子供が生まれると「あなたの子供はあなたの子供ではありません。国の資産です」という通知が届くといいます。また、デンマークの若者は「僕たちに親の介護をする常識はない。それはプロに任せるべき」といいます。デンマークの自己決定権の理念は、個々の生き方を尊重する土壌を育み、それが血縁に依らない新たな相互扶助を生み出しました。ユルツナクルーが1年弱の滞在を通じて感じたデンマークの実態をお伝えします。
デンマーク 多世代共生コミュニティの旅 第五話「社会的実験 Social Experiment」です。私たちはそのコミュニティに対し、一体何を望んで加わるのでしょうか。デンマークのオーフス市郊外にあるエコビレッジに訪問し、その住民がなぜそこに住み始めたのか、そしてそこで何を期待しているのかをご紹介します。その上で、自分たちの暮らし方にも想いを巡らせます。
「北欧の人をつなげる建築」〜多世代共生居住のあり方考察〜
「高齢者住宅新聞」連載(全六話)
日本では単身世帯が3割を超えるなか「無縁社会」「孤独死」が大きな社会問題になっています。そして都内を中心にシェアハウスが戸数を延ばすなど、脆弱な社会保障を憂うように多様な相互扶助が模索されはじめました。一方、北欧諸国ではすでに単身世帯が4割(スウェーデン 48% 2008年時)を超え、コレクティブハウジングなど血縁に依らずに多世代が共に暮らす居住形態が生まれています。この連載ではデンマークを中心とした北欧の共生居住における“人をつなげる建築”の具体例をご紹介しながら、これからの日本の共生居住のあり方を考えていきたいと思います。
※本連載は「高齢者住宅新聞」第181号(2011.6.5)より月1・計6回にわたり掲載されたものを、当局の許可を得て転載するものです。
「高齢者住宅新聞」に連載中(第181号2011.6.5より 月1計6回予定)の「北欧の"人をつなげる"建築 〜多世代共生居住のあり方考察〜」をユルツナでもご紹介していきます。今回は「人が訪れたくなる設え」と題して、建築がどのようにゲストを招き入れているかを考察します。デンマークを中心とした北欧の共生居住における具体事例をどうぞお楽しみください。
「高齢者住宅新聞」に連載中(第181号2011.6.5より 月1計6回予定)の「北欧の"人をつなげる"建築 〜多世代共生居住のあり方考察〜」の第三回目のレポートです。建築に人が自発的に関わっていくためには、人が介在できる余白を残しておくことが必要でしょう。時に建築家は、”作り込まないこと”も考えなければならないのです。
ツナガリある暮らしを世界から
世界各地に滞在するユルツナクルーによる不定期の現地レポートです。